塗料のツヤありとツヤなし、どっちが良いの?

皆さん、こんにちは!
外壁塗装を考える中で、色はなんとなくイメージがつきやすいかと思いますが、実は塗装の「ツヤあり」「ツヤなし」も外壁塗装で選ぶことができます。
ツヤありもなしも、それぞれメリット・デメリットがあります。そこで今回は、ツヤあり・ツヤなし、どっちが良いのか?をそれぞれの特徴を踏まえ、ご紹介します!

□ツヤのレベルは選ぶことができます!

外壁塗装の塗料には、大きく分けて「ツヤあり」と「ツヤなし」とあり、さらにその内訳で「ツヤあり」「7分ツヤ」「5分ツヤ」「3分ツヤ」「ツヤなし」と5種類あります。
ツヤは欲しいけど、少し控えめな印象にしたい…など、自分好みのツヤを選んでいただけます。
それぞれのツヤの印象はこんな感じです!

★ツヤあり…塗った後、ツヤツヤとした印象になり、新築のような        見た目になる

★7分ツヤ…曇りなどの天候の悪い日は、ツヤが無いように見える

★3分ツヤ…ほんの少しツヤがある。天気の良い日、確度によってはツヤが感じられるイメージ

★ツヤなし…ツヤが全くない状態

□ツヤのあり・なしで耐用年数は変わります!

ツヤありの塗装は、ツヤなしの塗装と比べると、既存外壁の状態や環境条件にもよりますが、耐用年数が1.5~2年ほど長いと言われています。その理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、”ツヤなし”塗料とは元々”ツヤあり”塗料に、ツヤ消し剤を入れる事でツヤを無くしています。塗料の中に本来含む必要のない不純物が混ざっているため、耐久年数が落ちてしまうということです。

そして2つ目は、ツヤなしは耐光性が悪いため、日光を反射しにくく劣化しやすくなります。また、ゴミなどが付着しやすく、汚れやすいという点も相まって、耐用年数が下がると言われております。

□ツヤあり・なしのそれぞれのメリットデメリット

★ツヤあり

【メリット】
〇塗料の耐久性・耐候性が期待できる

〇汚れが付着しにくい・塗りたての光沢感が新築のよう

〇塗料の種類が豊富

【デメリット】
〇ツヤ感は基本2~3年で消え、外壁の種類によってはツヤが目立ちすぎる

〇安っぽく見えることがある

〇光の加減により眩しく見える

★ツヤなし

【メリット】
〇見た目や雰囲気の経年劣化に変化が少ない

〇マットで自然な仕上がりに見える

〇モルタル等の外壁と相性が良い

【デメリット】
〇汚れが付きやすい

〇塗料の種類やカラーが少ない

いかがでしたでしょうか?ツヤあり・ツヤなしどちらを選んでも、それぞれメリット・デメリットが存在します。どれにすればいいか、実際に色を見て比較したいというご希望がありましたら、ご指定の色・ツヤで色見本をご準備することができます。是非、当社にご相談ください!

外壁塗装をご検討中の方は必見!色あせしない色を紹介します!

「家の外壁をなるべく長く綺麗に保ちたい」
「どうしたら色選びに失敗しないのだろう」
家の印象を左右する外壁の色については、このような不安や疑問を抱く方も多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装をご検討中の方に向けて、色あせしない色や選び方をご紹介します。
皆さんの疑問解消に役立てていただけると幸いです。

□外壁が色あせてしまう原因は一体何?

そもそも、外壁が色あせてしまう原因は何なのでしょうか。
原因は主に2つあります。

1つ目は、紫外線の影響です。
外壁は、紫外線エネルギーを長時間受け続けて劣化し、色あせを引き起こします。
紫外線エネルギーには、色を作り上げている顔料の原子を破壊してしまう力があります。
そのため、時間が経つとともに色が変わってしまうのです。簡単に言うと、窓際に置いていた本や雑誌が日焼けしてしまうのと同じ理論です。
外壁の色あせに悩む方の中には、日当たりの良い壁だけが色あせてしまったケースもあり、紫外線の影響は大きなものだと言えます。

もう1つは、化学変化の影響です。
例えば、金属が酸化などによって変質してしまうと色が変わりますよね。
また、鉄が錆びてしまうと赤や黒に色が変わってしまうことがあります。
このように、水や日光、酸素など外的な要素によって化学変化を起こし、素材が変質すると色が変わって、色あせたように見えてしまうのです。

この2つの原因はどちらも、長年住んでいるからこそおこる経年劣化によるものです。
外壁が色あせてしまうのは、長期間住んでいれば避けることのできない課題の1つだと言えます。

□色あせてしない色やしにくい色とは?

*太陽光を吸収しにくい色

最も色あせしないのは白い外壁です。
白は太陽光を反射します。
同様に、白い外壁も太陽光を吸収しづらい特徴があります。
そのため、紫外線のダメージを受けにくく、色あせしないのです。また、色あせしてしまっても見た目は大きな変化がないため、色あせしていることに気づかれにくい点も魅力的でしょう。
一方で、汚れやすいという難点も持ち合わせています。
外壁は汚れやすいものです。
近くを多くの車が通る場合には排気ガス、苔などの汚れが付着しやすいのですが、白の壁の場合はそれらの汚れが目立ちやすくなってしまうので注意が必要です。

*着色力の強い黒色

白に次いで色あせしにくいのは黒色です。
黒の外壁が色あせしにくい理由は、黒の顔料にあります。
黒の顔料は、カーボンブラックでできています。
カーボンブラックは、顔料が着色するための力が高いため、紫外線による色の変化を起こしづらいのです。
そのため、色あせしにくくなっています。
一方で、白と同様に汚れの目立ちやすさが気になるという難点があるので注意しておきましょう。

*紫外線による影響が少ない青色

青色も、色あせしにくい色として挙げられます。
青は、紫外線による影響が少ない点が優れています。
紫外線の影響が少ないのは、青色の外壁が光を反射しやすいからです。

□できれば避けたい色あせしやす色とは?

色あせししやすい色は、なるべく避けたいですよね。
最も、色あせしやすいのは赤色です。
赤は、ビビットカラーで見た目の華やかさは素晴らしいです。

しかし、ビビットカラーは色あせしやすく、目立ちやすいため、避けることをおすすめします。
華やかで美しい色を保つためには、定期的なメンテナンスが必要となり、手間がかかります。
実は、鮮やかな赤色の東京タワーも、定期的に塗装を繰り返しているのです。

次に色あせしやすい色は黄色です。
黄色は赤とほぼ同じくらい色あせしやすい色だと言えます。
黄色や赤は、紫外線によって破壊されやすい原子の割合が高く、紫外線による影響を受けやすいのです。
黄色は、鮮やかな系統であっても優しいクリーム系の色味であっても、色あせが目立ちやすい傾向にあります。
そのため、外壁が色あせを起こすのをなるべく避けたい方にはおすすめできない色といえるでしょう。

最後に、人気のカラーの緑も実は色あせを起こしやすい色のため、注意が必要です。
発色の良さから、一定の人気を誇る緑色ですが、実は色あせが目立ちやすいです。
特に、明るくて濃い緑は、時間の経過とともにわかりやすく鮮やかさを失います。
そのため、色あせを起こしやすく、目立ってしまうのです。
全体的な傾向として、鮮やかな色味は紫外線の影響を受けやすく、色あせしやすいため注意しましょう。

外壁塗装をしないとどうなる?メンテナンスをしないと起こり得る問題点をご説明します

外壁塗装が必要な理由がわからない、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
外壁塗装は時間がかかる上に、多くの費用が必要になる工事です。
そのため、外壁塗装が必要な理由がしっかりとわからなければ外壁塗装を依頼しようとは考えないでしょう。
しかし、ほとんどの住宅は外壁塗装が必要になると考えた方が良いです。
外壁を放置すると劣化が進み、本来は必要なかったはずの余計な費用がかかることになります。
今回は外壁塗装をしないとどうなるか、外壁塗装が必要な理由などについてご紹介します。
外壁塗装は、ほとんどの外壁において必要です。ぜひ参考にしてみてください。
□色褪せ・艶がなくなる
外壁を5年ほど放置すると外壁の色が薄くなったり、艶がなくなったりします。
完成当時の色味と変わってきたと感じたら、外壁の劣化が進んでいると考えると良いでしょう。
また、最初から艶がない外壁の場合は艶の劣化がわかりにくくなるため、注意しましょう。
□汚れやコケ
7年ほど放置すると、外壁が汚れたりコケが付いたりするようになります。
これは、塗装の効果が低くなっているためです。
塗料の水を弾く役割が弱くなり、湿気が溜まりやすくなります。
その結果、汚れへの抵抗力が低くなり劣化してしまうのです。
□チョーキング現象
約10年外壁を放置するとチョーキング現象が発生するようになります。
チョーキング現象とは、外壁を触ると手に白い粉のようなものがつく現象のことを指します。
チョーキング現象は塗装効果が低くなっている証拠です。
チョーキング現象が発生するまで劣化すると、塗装の効果はほとんどなくなっていると考えて良いでしょう。
外壁の劣化がどんどん進行している状態であるため、適切に対応する必要があります。
□クラック
クラックとは外壁のひび割れのことを指します。
チョーキング現象を放置すると、外壁にひび割れが見られるようにあります。
小さいクラックはそれほど問題ありませんが、雨水が入り込むスペースがあるほどの大きいクラックには注意する必要があります。
その大きなクラックには雨水が入り込んで雨漏りなどが発生する恐れがあるため、補修工事が必要になります。
小さいクラックも外壁の劣化が始まっている証拠であるため注意しましょう。
□剥がれ
15年ほど放置すると剥がれが発生するようにあります。
大きなクラックが見られる場合は、部分的に外壁が剥がれている可能性があります。
剥がれはクラックから内部に雨水が侵入し、外壁の表面が剥がれている状態です。
外壁の防水性が完全に失われている状態であるため、放置せずに対処しなければなりません。
□建物の腐食
外壁を放置して15年ほどが経過すると建物の内部に水が侵入し、腐食してくようになります。
ここまでくると柱や土台までもが腐食するため大変危険です。
また、建物の内部に湿気が溜まるとシロアリが発生する可能性もあります。
これらの場合は、外壁を張り替えるだけでなく、下地や柱も補修する必要があります。
外壁塗装とは比べ物にならないほどの費用がかかるため注意しましょう。

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