外壁塗装の際にカーポートが邪魔になる?そんな場合はどうするのかご説明します!

一般的に外壁塗装を行う際には足場を組み立てる必要があります。

足場を組むときは、敷地の間隔や足場を組むスペースなどを確認します。

通常であれば、70センチメートルほどのスペースがあれば足場を設置できますが、さらにスペースが狭い場合やフェンスの形状によっては隣地を借りることもあります。

また、足場を組む際にカーポートが邪魔になるケースもあります。この場合、カーポートのポリカ板を一度取り外し、塗装してから再度設置します。

今回は、外壁塗装においてカーポートが邪魔になる場合や、ポリカ板撤去の流れなどをご紹介します。

現在、外壁塗装をご検討中で、ご自宅にカーポートがある方の参考になれば幸いです。

□外壁塗装においてカーポートが邪魔になる場合とは?

住宅周りの足場が組まれるスペースにカーポートがある場合は追加費用がかかることがあります。

カーポートの多くはポリカーボネート製で、上にそのまま足場を組めません。足場を組むために一度、カーポートのパネルを取り外し、塗装完了後に設置します。

カーポートパネルを外すと支柱だけが残るため、足場を組むスペースが生まれます。そうすることで、地面から安全に足場を組めるようになるのです。また、20年以上経過しているポリカ板の場合、紫外線による劣化が進んで、脱着時に破損してしまう可能性があります。

その際は、新品に取り替える必要があるため、さらに追加料金がかかる場合があります。

事前に施工会社から説明があることがほとんどですが、築20年以上経過していたり、日当たりが良い場所に設置してある場合は破損の可能性があるかどうかを確認しておきましょう。

□外壁塗装工事においてカーポートを撤去する場合の流れ

カーポートを撤去する場合の流れは以下の通りです。

まず、カーポートパネルを外します。

一般的にパッキンとビスで止まっていることが多いため、それらを全て外しパネルを取り外します。

工事が完了したら、再度同じものを取り付けるため、割れたり傷つけたりしないように慎重に取り外します。

また、可能な範囲で足場を組み立てるために一部分だけパネルを外すケースもあります。

施工業者によってはパネルを洗浄してくれることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

次に、足場を組みます。

安全に足場を組んだ状態で塗装工事をすることで、作業効率も上がります。

工事が終了したらパネルを再び取り付けます。

パネルの種類によっては、劣化すると素材が固くなって割れやすくなっているものもあります。

取り外し作業によって割れてしまうこともあり、仮撤去やパネルを復旧することが難しいケースもあります。

外壁塗装を検討されている方の中には、敷地にスペースがないとお困りの方も多いでしょう。

また、パネルの種類や劣化状況によっては着脱が難しい場合があるとお伝えしましたが、現地調査の際にしっかりと確認いたします。

お客様にとって最適な方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

付帯部ってどこ?塗装の必要性は?外壁との同時施工をおすすめします!

建物の付帯部(ふたいぶ)とはどこを指すのでしょうか。何となくここかな?と思い浮かんだ箇所がありますよね。「付帯部って何?」「そもそも付帯部って塗装しなければいけないの?」付帯部に関する疑問はたくさん出てくるかと思います。

今回の記事では、外壁塗装における付帯部についてどの箇所を指すのか、塗装の必要性と外壁と同時の施工をおすすめする3つの理由をご紹介したいと思います。

□外壁塗装における付帯部とは、雨樋や軒天など、屋根や外壁以外の塗装部位を指します。

塗装をおすすめする付帯部

★雨樋(あまどい)… 雨樋は、外壁・屋根の周辺に付帯しています。戸建て住宅の多くに採用されている雨樋は、塩化ビニルというプラスチック製品です。プラスチックは衝撃に弱く、紫外線の影響をうけやすいのが特徴で、塗装せずに長期間紫外線等のダメージが加わると、最終的に割れてしまいます。中には、塗装しなくても良い素材の雨樋もありますので、外装塗装業者に確認してもらうと安心です。

★軒天(のきてん)… ベランダ・屋根の裏側の部分を指す軒天も塗装をおすすめします。軒天は、屋根の湿気を逃してくれる役割がある箇所なので、透湿性の高い専用の塗料で保護することが大切です。

★破風板(はふ)…屋根の側面に付いている破風は、様々な種類が存在します。破風板の主な素材は木材・ケイカル板です。木材は特に劣化が早いので、美観維持・素材の状態保持のためにも塗装がおすすめです。

★庇(ひさし)…庇の素材は、スチール(鉄)であることが多いです。鉄は濡れたまま放置すると、どんどん錆びてきてしまいます。錆が進行するとそこから穴が開いてしまい、その穴から雨水が浸水し、室内の雨漏りへと発展してしまいます。雨漏り対策のためにも、庇の塗装は必要になってきます。

★雨戸・戸袋・シャッターボックス…窓を保護する役割の雨戸・戸袋・シャッターボックスも、庇同様、スチール(鉄)でできております。素材が・銅板・アルミである場合は塗装不要になります。

★換気フード・水切り…外壁に付帯している換気フードや、基礎と外壁の間にある水切りもスチール(鉄)素材の場合は塗装が必要になってきます。換気フードは目立たず、水切りも地面に近い位置にあるので業者が気付かない場合もあります。外壁塗装工事を依頼する際は、契約内容に含まれているかチェックしましょう。

★幕板(まくいた)…飾り板である幕板は、破風板と同様の素材で施工されている場合が多いため、塗装が必要です。メンテナンスを怠ると、美観が損なわれる上に、耐久性も落ちてきてしまいます。劣化が進むと、交換が必要になるケースも発生するため、定期的な塗装が必要な箇所です

★ウッドデッキ   ★門塀

□付帯部塗装は素材を確認!

付帯部塗装が必要か不必要かの判断は、素材にあります。塗装しなくも良い素材を塗装してしまうと、逆に劣化の恐れがあるので注意が必要です。付帯部がどの素材でできているかはとても重要なので、はじめての外壁塗装の際は、きちんと業者に確認してもらいましょう!

□外壁と同時に付帯部塗装をおすすめする理由

★別々で施工することで結果的にコストがかかる

★付帯部の劣化・破損を防ぐ

★付帯部塗装をしないと美観が損なわれる

外壁塗装における付帯部とはどの箇所を指すのか、付帯部塗装の必要性と外壁と同時に施工した方が良い理由をご紹介しました!ペンテックでは屋根や外壁と同時の施工をおすすめしておりますが、付帯部のみの塗装のご相談も承っております!ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

一戸建てにお住まいの方へ!外壁塗装の塗装期間と工程をご紹介します!

一戸建て住宅にお住まいの方で外壁塗装の塗装期間と工程が分からないという方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装は住宅を維持するために大切な作業ですが、あまり重要視されていな方が多いです。

塗装期間と工程をしっかりと把握しておかないと悪徳な業者に騙されたり、失敗してしまったりする可能性が高いです。

今回の記事では、塗装期間と工程や信頼できる外壁塗装業者の特徴や外壁塗装の日程について把握すべきポイントについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□一戸建ての外壁塗装の塗装期間と工程についてご紹介!

一戸建ての住宅を外壁塗装するのにかかる塗装期間はどれくらいなのでしょうか。
結論から申し上げますと、一戸建ての外壁塗装の期間はトータルで2週間です。
もちろん、天候や季節によって塗装の期間は変わるので、あくまで参考までにしてくださいね。
この章では、14日間の工程に分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

・1日目:足場組立工事

戸建ての住宅の場合は、約半日ほどで足場の組み立てが完了します。
この作業は雨天でも実施できるので、足場の組み立ては延期にはなりません。
ただし、この作業では、騒音の問題が起こりがちです。
事前にご近所に挨拶回りをしておくようにしてくださいね。

・2~3日目:コーキング工事

コーキング工事は外壁材がサイディングやALC工事の場合に行う工事のことです。
ただし、モルタル外壁の場合でもひび割れ補修を行う場合には実施する場合があることも注意してください。

使用するコーキング材によって変わりますが、乾燥させるために時間をおいておく必要があるので、冬場のように乾燥がしにくい環境の場合にはこの工期が伸びる可能性があります。

・4日目:高圧洗浄

屋根塗装をする場合には屋根の上から下の外壁にかけて順番に洗浄します。
雨天でも施工可能なので、安心してくださいね。
なお、高圧洗浄においても機械の音がしたり、外壁と水が当たる音がしたりするので、不快になる可能性があります。

・5~6日目:養生

外壁塗装を行う際には、塗料が飛散しないように、塗装しない箇所を養生する作業が必要になります。

・7~10日目:外壁塗装・屋根塗装

外壁のみを塗装する場合には2から4日の期間が必要になります。
外壁塗装は一つの塗料を塗るのではなく、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで行われます。

そして、このすべての行程に乾燥するための時間を設けなければいけないので、天候によっては作業が伸びてしまう可能性があります。

塗料の臭いで近所に迷惑をかけてしまう可能性があります。
事前に近所に挨拶回りをしておくのがおすすめです。

・11~12日目:付帯塗装

付帯部とはサッシや雨どいの外壁や屋根以外の細かい部分を指します。
付帯部は中塗りと上塗りの2工程のみであることが多いので、約2日とみていただいて大丈夫です。

・13日目:最終点検・足場解体

足場の一番上の段から塗り残しが残っていないか最終的なチェックを行います。
足場を解体してしまうと、この作業が出来ないので最後に入念なチェックを行います。
最終点検をクリアすると足場解体作業にうつります。

・14日目:清掃・引き渡し

最終点検が終わったら、工事で出てしまったゴミをきれいにして持って帰ります。
不用品の処分も有償で行ってくれる場合があるので、相談してみてくださいね。

塗装のために移動していた植木や備品の位置も元に戻します。

これらの作業がすべて終わると外壁塗装の完了です。

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